2025/01/31

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【酒向正春先生からのコメントをご紹介】

脳卒中や癌、超高齢による運動障害や認知機能低下の治療には、正確な診断、治療実践、予防が必須である。
全ての疾患や外傷には、急性期、回復期、慢性期の治療体制と予防があり、内科治療、外科治療、リハ治療の3本柱がある。


治療の起点は正確な病態評価であり、ゴール計画、訓練実践、必要時修正、退院後調整、復職・社会参加支援に続く。
たとえば、脳卒中で障害が生じた時、全ての患者は元通りに回復したいと考えるであろう。
その分前に回復にどこまで貢献できるか、それをあきらめずに実践するのが、攻めのリハ治療である。 


急性期治療では脳画像診断から始まり、内科治療と外科治療が主となる。
回復期と慢性期では、再発予防治療とリハ治療が基盤となり、「リハに役立つ脳画像」や「脳シル」は有効である。


攻めのリハ治療で、12時間の日中離床や、3時間の洗練された高負荷リハ訓練、24時間の病態管理と再発予防を行う。
睡眠と精神、高次脳機能障害の専門的リハ治療が重要であり、特に歩行再獲得と患側上肢戦略はあきらめてはならない。
新しい人生の再出発には、慢性期でも攻めのリハ治療が可能である。


最後に、療法士の医療・介護保険以外での働き方を考えると、自費リハ治療とインストラクター業がある。
人生は100年時代となった。
80歳でも80割が就労でき、95歳まで非介護となる社会が求められる。


その役割を担うのが人間力を高める療法士であり、社会貢献ビジネスで輝く時代がきている。

 
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<日時>
2月20日(木) 20時~

<ご出演 講師>
酒向 正春 先生|医師・医学博士
ねりま健育会病院院長
ライフサポートねりま管理者
東京大学医学部附属病院リハビリテーション科臨床指導医
脳神経外科専門医・評議員
脳卒中専門医・指導医
リハビリテーション専門医・指導医
認知症専門医・指導医